第7回 結婚相談所の「成婚率」とは?

2019年07月07日




目次

1.成婚率とは?

成婚率の計算方法

3.成婚率はあくまで参考程度に





成婚率とは?


 結婚相談所や結婚情報サービスのパンフレットやホームページなどに、「当社の成婚率は◯%」と書かれているのをよく目にすると思います。この「成婚率」とは、いった何を指すのでしょうか。イメージとして、なんとなく全体の中で「成婚した人(結婚が決まった人」の割合なんだろうといった程度は浮かびます。


でも、よく考えてみると、そのときの全体っていったい何だろう?といった疑問がわいてきます。すると、この「成婚率」の意味が、よくわからなくなるのです。いったい「成婚率」をどういう意味にとらえればよいのでしょうか。




成婚率の計算方法


 実は、「成婚率」の計算方法は、各結婚相談所、結婚情報サービスによってまちまちです。「成婚率=成婚退会者÷全会員数」として計算をする結婚相談所もあれば、「成婚率=成婚退会者÷退会者(成婚した人+成婚しなかった人)」といった計算をする結婚相談所もあります。当然、後者のほうが分母の数が少なくなることから高い成婚率となります。


「成婚率」の計算方法は、結婚に関わる業界ではっきりと統一されているわけではありません。そのため現状では、成婚率の値だけを一覧にして単純比較しても、きちんと比べたことにはならないのです。


※経済産業省など国家が行う統計調査では、「成婚率=成婚退会者÷全会員数」の計算式が用いられており、この計算式がより一般的だと言えそうです。




成婚率はあくまで参考程度に


 それだけでなく、「成婚」の定義も、実は微妙に意味が違っています。結婚に向けてお付き合いをしていく確認ができたら「成婚」のところもあれば、婚約をもって「成婚」とする結婚相談所や結婚情報サービス会社もあります。以上のことから、「成婚率」はあくまで参考程度にとどめておくのがよさそうです。


「成婚」の意味についてもっと詳しく知りたい方はコチラ


ただし、オーネット、ツヴァイ、パートナーエージェントなどの結婚情報サービス(データマッチング型)会社は、規模が大きいことや、比較的同じ計算方法を取っていることが多いため、比較する意味はあります。


中小規模の結婚相談所に関しては、公表されていないことも多く、仮に公表されていても計算式がはっきりしないケースもあります。そのためもし尋ねたとしても、はっきりとした回答が得られるとは限りません。




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こんかつ山 編集部