第13回 結婚相談所で途中退会はできる? ~退会方法と退会後について~

2020年01月29日


「もう、結婚相談所を辞めたい。途中退会したい。」 ここを訪れた方の中には、そう決めた方や、そうすべきか迷い始めた方もいるかもしれません。いわゆる結婚が決まった「成婚退会」のことではなく、ここではそれ以外で結婚相談所を途中退会するときの理由や方法、その際にぜひ知っておいてほしいことなどを詳しくお伝えしていきます。退会した後で、あなたが「しまった!」と後悔しないために。






目次:




  1. 結婚相談所で途中退会はできる?

  2. あなたは結婚相談所の3つのタイプのうち、どこに所属しているか?

  3. 結婚相談所を途中退会する理由とタイミング

  4. 途中退会手続きの方法

  5. 結婚相談所を途中退会するときに必要になる費用(違約金、返金保証)

  6. 結婚相談所の途中退会を急いではいけない!その前に必ず知っておこう

  7. まとめ(途中退会したその後)




結婚相談所で途中退会はできる?


 途中退会できるか否か。結婚相談所では、途中で退会することは自由にできます。婚活者のやむを得ない事情でそうせざるを得ない、また入会した結婚相談所との相性の悪さや行き違いで退会したいと思うこともあるでしょう。いずれにしても、途中退会する際に高額な料金を請求されることは、ふつうありません。ただし、退会する際には注意点もあります。また途中退会後、次にどのようなアクションをとればよいかについて知っておくべきこともあります。それらについては、以下でお伝えしていきます。






あなたは結婚相談所の3つのタイプのうち、どこに所属しているか?


 途中退会のお話をすすめる前に、どうしても知っておいてほしいことがあります。意外ときちんと理解されている方は少ないのですが、じつは結婚相談所と言われているものには3つのタイプがあるのです。


結婚相談所の3つのタイプ、種類とは?


詳しくは上記のリンク先を見ていただきたいのですが、3つのタイプをかんたんに説明すると以下になります。


A.インターネット型

 最近だとpairs、Omiai、with、ゼクシィ縁結びなどの婚活アプリなど。安い料金で手軽に恋愛、結婚相手を探せる


B.データマッチング(結婚情報サービス)型

 たとえば楽天オーネット、ツヴァイ、ノッツェなど。システムが条件に合った交際相手を自動的に選びだし、その後マッチすれば自由にお見合いができる。


C.仲人・世話焼き相談型

 昔からあるタイプの相談所で、カウンセラー(アドバイザー、コンシェルジュとも言う)が会員の要望を聞きながらお見合いを組み、交際から成婚までをお世話。




 サービスを使って結婚を目的とした婚活をしている、結婚相談所で活動していると一口にいっても、イメージはそれぞれで、実際の活動は人によってだいたいこの3種類に分かれます。そして、多くの婚活者は、以下の順に使うサービスを変えていくのがふつうです。


A → B → C


 Aのインターネットタイプで、結婚相手が見つからなかった。ならば、Bのデータマッチング(結婚情報サービス)型で。しかしこれでもだめだった。そしていよいよCの仲人・世話焼き相談型へという順番です。最後の本丸として、婚活熟練者はこのCタイプを攻めていくのです。


 もちろん、必ずしもA → B → Cという順番どおりではないこともあります。Aのインターネットタイプをスルーして、よく広告で見かけるBのデータマッチング(結婚情報サービス)型から最初に結婚相談所での活動をはじめる人も多いでしょう。またCのタイプから始めたけれども、その後A,B,Cタイプを同時に攻める人もいます。これは機会を最大限に活かしたいという合理的な人に多いのかもしれません。いずれにしても、結婚を前提に婚活をする場合、最後の真剣勝負の場になっているのが、C.の仲人・世話焼き相談型なのです。


 ちょっと長くなりましたが、もし、あなたが「結婚相談所の途中退会」を検討しているのであれば、あなたは今現在、どのタイプの結婚相談所に所属しているのかについてここではっきり理解しておいてください。なぜそれが重要かについては、この後の章でお伝えします。






結婚相談所を途中退会する理由とタイミング


 結婚相談所を退会する理由とタイミングは、様々です。よくある理由としては、これらが挙げられます。


・お見合い自体がなかなか組めない、またはお見合い後に交際が続かなかった

・期待したような良い出会いがなかった

・仕事が急に忙しくなり、続けられなくなった

・結婚相談所以外で、結婚相手と出会えた

・期待したサービスやサポートが受けられなくなった


 途中退会するタイミングは、およそ一年くらいです。早い人だと半年以内で去っていきます。お見合いができたとしても、その後交際が続かず、それを繰り返すことによる婚活疲れ。サポートがまったくない、あるいはあっても営業的な対応で、こちらの悩みを真摯に受け止め、きちんと相談にのってくれないといった不満。急に忙しくなった仕事で、婚活との両立は無理。このような理由により、途中退会をせざるを得なくなることはよくあります。






途中退会手続きの方法


 退会の手続きにはいくつかありますが、いちばん確実なのは、店舗、事務所に出向いて退会の手続きをすることです。そこで書類に記入をすれば退会となります。あまり時間がない場合は、出向く代わりに、電話で伝えることもできます。


 それ以外は、メールや郵送で退会の旨を伝える方法があります。その場合は、退会届けの書類が送付され、記載が必要になることがあります。いずれにしても、その結婚相談所の解約手続きに従って進めていきます。






結婚相談所を途中退会するときに必要になる費用(違約金、返金保証)


違約金


 仲人・世話焼き型の結婚相談所では、違約金が発生するところは多くありません。データマッチング(結婚情報サービス)型の結婚相談所では、退会するときには違約金が発生することもあるので注意が必要です。決められた期間、たとえば一年以内に退会した場合、およそ2万円前後の違約金が発生するところもあります。


 仲人・世話焼き型、データマッチング(結婚情報サービス)型を問わず、結婚相談所に入会する前に違約金が発生するかどうかを確認しておくのがベストです。





返金保証


 「パートナーエージェント」「エン婚活」など、データマッチング(結婚情報サービス)型の結婚相談所の一部のコースに見られるのが、返金保証です。これは確実な出会いを保証をするもので、もし入会から一定期間内に出会いがなかった場合には、入会金や月会費の一部、あるいは全額を返金します。


 仲人・世話焼き型の結婚相談所でも、このような出会い保証をしているところも一部あります。




クーリング・オフ


 なお、結婚相談所のような結婚に関するサービスにはクーリング・オフが適用されるため、8日以内の退会なら、どんな理由であれ全額が返金されます。






結婚相談所の途中退会を急いではいけない!その前に必ず知っておこう


  先の章で、結婚相談所を途中退会する主な理由について挙げました。もしあなたが、今まさに途中退会したいと考えているなら、その中に当てはまる理由はあったでしょうか。


「途中退会したい。」と思って行動を起こす前に、今一度なぜその結論にいたったのかについて、もう一度少し時間をとって考えてみるのも悪くはなさそうです。それによって得られる大切なことがあるからです。


 理由は「良い人を紹介してもらえなかった。」「仕事が忙しくて。」「何回お見合いしても、上手くいかなくて。」等々だったかもしれません。そのときに、自分自身は相手から好まれ、選ばれるようになるため、努力をし続けたのか。相手へ求める条件は、果たして妥当だったのか。忙しいとはいえ、本当に婚活のための時間をつくることができなかったのか。そもそも、必ず結婚するという覚悟をもって、結婚相談所での活動に真摯に取り組んでいたのか。一時的に気分が落ち込んで、今途中退会をしようとしているのではないのか。


 このような振り返りと反省は、とても有意義な時間となるでしょう。なぜ今辞めるのか、理由をしっかり考えてみます。そうでないと、次また別のところで新たに婚活を始めたとしても、また同じ停滞と失敗を繰り返すかもしれない。結婚相談所側の問題だけではなく、自分自身の問題についても素直になって考えてみる。そうやって、ちょっと頭をクールダウンさせてみれば、次につながる何かに気づけそうです。






まとめ(途中退会したその後)


 途中退会した場合、その後どうしたらよいのか。もしあなたが途中退会をしたいと思っているとすれば、それについてすでに考えはあるでしょうか。もう結婚は生涯しないと決めたのであれば、ここで婚活はゲームオーバーです。


 しかし、あなたを含めて、多くの婚活者の方は、「ここで終わるわけにはいかない」と思われるのではないでしょうか。ならば、次の一手を考えておくべきでしょう。結婚を目的とした活動は、様々あります。先の章でお伝えしたとおり、結婚相談所と言われるサービスには、以下の3つのタイプがありました。


A.インターネット型

B.データマッチング(結婚情報サービス)型

C.仲人・世話焼き相談型


 あなたが途中退会をしたいと思っている場合、その結婚相談所はどのタイプに相当するのかについても、先に確認してもらいました。もしそれが、Aのインターネット型ならば、次はBのデータマッチング(結婚情報サービス)へ、もしBのデータマッチング(結婚情報サービス)ならば、次はCの仲人・世話焼き相談型へと進むことができます。じつは、平成21年
経済産業省 サービス産業生産性向上支援調査事業報告書によれば、A→B→Cと進むにしたがって結婚の確率が高くなっていくこともわかっています。


※経済産業省の統計情報と結婚の確率(成婚率)に関連する記事: 結婚相談所のあいまいすぎる「成婚率」。その実態と正しいとらえ方




「わたしは結婚相談所でダメだったから、もう結婚相談所はダメ・・・。」と単純に結論づけてあきらめるのではなく、「わたしはどの結婚相談所のタイプでダメだったのか。」と考えるのが、正しい結論であり、次のステップへの問いかけになります。


 もし仮にCの仲人・世話焼き相談型で途中退会を決断した場合は、同じCの仲人世話焼き型で別の結婚相談所を検討してみるのもまったく悪くありません。同じCのタイプでも、その相談所の運営方針、会員の質や、仲人、カウンセラーのアドバイス、フォローの仕方によって、婚活者のそれぞれでまったく結果が違ってくることもよくあります。あるいは、それと同時に、友人や親類、趣味の友達などに積極的に婚活をしていることを話し、良い方がいれば紹介してほしいと伝えていくのもとても良い縁作りです。


 ゲームであれば、第一ステージの後には第二ステージが、映画であれば第一作の後には続編が、演劇であれば第一幕の後には第二幕があります。同じように、あなたの婚活にも、第二幕がきっとあるはずです。今なぜ途中退会に向かわざるを得ないのか。その理由を冷静かつ謙虚に受け留めつつ、次の第二幕をどのようにデザインしていくのか検討していく。結婚相談所を途中退会をしようとおもった時に、これがもっとも大切な考え方になるのです。




こんかつ山 編集部