第1回 結婚相談所の種類と選び方

2019年03月16日


 本気で結婚したい独身の男女を集めて、お見合い相手の紹介をはじめとするサービスを提供するのが結婚相談所です。国内に約4000社あると言われています。これを含めて、結婚相談・結婚情報サービスは、3つのタイプに大きく分かれるので、仕組みの違いを理解したうえで、自分に合ったタイプを選びます。

 


目次:



  1. 世話焼き仲人タイプ

  2. データマッチング(結婚情報サービス)タイプ

  3. インターネットタイプ







●世話焼き仲人タイプ


 昔からあるタイプの相談所です。カウンセラー(アドバイザー、コンシェルジュとも言う)が会員の要望を聞きながらお見合いを組み、交際から成婚までをお世話するのが原則。大手にパートナーエージェントがありますが、個人経営で規模が小さな相談所がほとんどで、本サイトに登録している相談所はすべてこのタイプです。

 多くの相談所は「連盟」と呼ばれる大きなネットワークに加盟しています。他の相談所と会員情報をシェアすることで、より多くのお見合い機会を会員に提供できるからです。

 連盟に加入している相談所の場合は、スマホやパソコンの画面から自由にお見合い相手を選ぶこともできます。気に入った相手が見つかったら、自分のカウンセラーを通して相手のカウンセラーに打診し、了解を得られたらお見合いが実現します。もちろん、先方から申し込まれることもあります。

 カウンセラーは、お見合い交渉や立ち会い、お見合い後の交際意思(仮交際)の伝達、交際から婚約までの助言など、成婚までのすべての局面で会員を支えてくれます。カウンセラーとの相性が重要になるため、どの相談所を選ぶかは慎重に見極めなければなりません。

 入会金や月会費はデータマッチング型と比べて安めですが、お見合い料や成婚料を払うことが一般的です。つまり、相談所にも結果を出すことへのモチベーションが働きます。なんとしてでも結婚したい人、そのために徹底的に面倒をみてほしい人に合うタイプです。


●データマッチング(結婚情報サービス)タイプ


 楽天オーネット、ツヴァイ、ノッツェなど、全国展開をしている大手の相談所です。数千人から数万人の会員が在籍しているため、自社会員のみでお見合いを組んでいます。

 入会時に自分のプロフィールと結婚の希望条件(年齢や収入、居住地域など)を登録します。同じ相談所に入っているたくさんの異性も同様に登録しているため、自分の条件に合った相手を効率よく探すことができます。お見合いを申し込んだ相手には、システムを通じてその意思が届き、同意してもらえた場合は自分たちでお見合いを進めます。

 カウンセラーは存在しますが、お見合いや交際など、すべて自己責任で行うのが原則。このタイプは、出会いの機会や結婚相手候補の情報提供が中心のサービスなのです。そのため、何もせずに「幽霊会員」になってしまうと時間ばかりかお金の無駄遣いになります。「アドバイスなどは不要。安心できる独身者のデータだけ提供してもらえれば後は自分でどんどんやれる」という積極的な人に向いています。


●インターネットタイプ


 いわゆる「ネット婚活」です。上記2タイプの従来型に比べると、料金は格段に安く、簡単かつ迅速に恋愛・結婚相手を探すことができます。そのため20代の若い利用者も多いのが特徴です。老舗の婚活サイトとしては、ユーブライド、ブライダルネット、エキサイト婚活、マッチドットコムなどがありますが、近年はpairs、Omiai、with、タップル誕生、ゼクシィ縁結びなどの婚活アプリが急成長しています。

 このタイプにはかつて「出会い系サイト」という悪いイメージがありました。しかし、最近は本人確認書類の提示を義務付けたりfacebookと連動したりと安全性が向上しています。

 ただし、担当のカウンセラーなどは存在しないため、「一応は独身だと思われる人たちがたくさんいる出会いの場。巨大な婚活パーティー」と認識することが必要です。独身であっても遊び目的だったり金銭目的だったりする人も混じっているでしょう。自己責任で努力して、いわば玉石混交の中から自分だけの「宝石」をつかみとる能力と運が求められます。

 まずは恋愛から始めて、もし気が合えば結婚というスタンスです。気長に婚活をしたい人、メールやSNSでのやり取りが苦にならず異性とのコミュニケーションにも自信がある人に向いているサービスだと言えます。




こんかつ山 編集部